【大分県の鶏めし】
一世帯当たりの鶏肉年間購入量が全国トップレベルである大分県。鶏肉を使った料理といえば、唐揚げ、とり天、鶏汁など、調理方法も多彩で、なかでも鶏肉とごぼうなどを炊き込んだ「鶏めし」は、広く大分県内で愛される郷土料理です。地域や家庭でさまざまなレシピがあり、鶏めしは親戚が集まるイベントやハレの日の料理として欠かせない存在。学校給食でも人気だそうですが、その起源は、猟師がお客をもてなすために、キジやハトなどの鳥肉で作ったものとされています。
作り方は大きく2種類あり、先に具材を醤油や砂糖などの調味料で煮込み、炊き上がったご飯に混ぜ込む方法、もう一つはお米と具材を最初から一緒に炊き込む方法です。今回はインスタグラムで見つけた「炊き上がったご飯に混ぜ込む方法」で作ってみました。スズ木の羽釜ごはん鍋で炊いたツヤツヤのご飯2合に、炒めた鶏もも肉とごぼうを酒と醤油と砂糖を混ぜた調味料で煮込んだものを加え、よく混ぜたら出来上がりです。炒めることで鶏もも肉とごぼうが持つうまみが引き出され、しっかりした食べ応えのある味わい。山一の三角おにぎり型を使って小さなおにぎりにすれば、お弁当や小腹が空いたときの間食にもぴったりです。
暖かくなって、日本列島の各地からお花見の話題が聞こえてくるこのごろ。今年のお花見弁当には、大分県の鶏めしのおにぎりを詰めてみてはいかがでしょうか?
スズ木 羽釜ごはん鍋
https://www.shokunin.com/jp/suzuki/
白山陶器 平茶碗
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/hirachawan.html
山一 三角おにぎり型
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/onigiri.html
松屋漆器店 白木塗重箱
https://www.shokunin.com/jp/matsuya/
参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E9%87%8E%E9%B6%8F%E3%82%81%E3%81%97
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/torimeshi_oita.html
https://www.instagram.com/reel/Cq4VBl9vyzV/ (レシピ)