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【ホロホロ鶏】
「材料」(5人分)
鶏もも肉 :2枚(600g)
舞茸 :1パック
しめじ :1パック
エリンギ :2本
ネギ :2本
すりおろし生姜:小さじ2
にんにく :3片
水 :6カップ
塩 :約小さじ1/2
しょうゆ :大さじ1と1/2
ごま油 :大さじ1
「作り方」
①鶏肉をやや大きめの一口大に切り、舞茸は細かくほぐし、しょうがはすりおろす。
②鍋に①、ごま油を入れ、よく混ぜてからラップで密封して15分以上置く。
③ねぎは斜め切りに、にんにくは潰しておき、しめじは石づきを落としバラバラに、エリンギは斜め切りにする。
④②に③を入れ、ひたひたにになるまで水を注ぎ、しょうゆ、塩(2つまみ)を入れ火にかけ、沸騰したら蓋をして弱火で20分ほど煮込む。
⑤塩で味を整えたら完成。
「栄養成分」(1人分)
エネルギー:285kcal
たんぱく質:22.5g
脂質 :19.8g
炭水化物 :7.2g
食塩相当量:1.7g
「栄養小話」
舞茸にはプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が含まれており、肉を柔らかくする作用があります。また、タンパク質が分解されることで、消化吸収しやすくなるというメリットもあります。
たんぱく質の消化吸収がしやすくなることで、筋肉などに栄養が届きやすくなることで筋トレをしている人たちからも注目されている成分です。
ただし、プロテアーゼは熱に弱く、加熱することで活性が低下し、作用を失うことが分かっています。そのため、プロテアーゼの作用を最大限に得るためには、生の状態で肉と合わせることが重要です。
プロテアーゼは舞茸を始めとしたキノコ、他果物、野菜などに含まれているため、様々なシーンで使われていることがあります。
キノコには「グアニル酸」
肉には「イノシン酸」
ネギには「グルタミン酸」
といううま味成分が含まれており、これら3つは3大うま味成分とされています。
この3つのうま味成分が組み合わさることで、何倍にもうま味が増幅する「うま味の相乗効果」を得ることができます。
そのため、やや薄味で仕上げたとしても美味しく感じることができるレシピです。
※この動画の音声は、音読さんを使用しています。
参考にした動画
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